【資格】情報処理技術者試験

情報処理系の資格

ShowTimeです。
その昔、教育とは「読み書きソロバン」とのことだったらしいですね。
今はどうでしょうか?基本は同じだと思います。
現代版では、
読み(あふれる情報から必要なものを見つける)
書き(専門性が高いものを誰にでも分かりやすく表現する)
ソロバン(あらゆる計算機の上位版、IT技術を支えるパソコンやコンピュータを手足のように操る)
このようになっていると感じます。
今や、コンピュータを使わない業種は無いといっても過言ではありません。
ということは、
ITを専門にすれば、どんな業種にでも入れる可能性がある、ということです。
魅力的な職業だと思いませんか?

情報処理技術者試験とは

情報処理技術者試験は、経済産業省が、状処理技術者としての「知識・技能」が一定水準であることを認定している国家試験です。根拠となる法律は「情報処理の促進に関する法律」です。

医師や弁護士のように「資格が無いと出来ない仕事」ではありませんが、資格取得による優遇措置はあります。

中小企業診断士

応用情報技術者試験又は一部の高度試験の合格者は、第1次試験科目の一部が免除されます。

弁理士試験

応用情報技術者試験、高度試験又は情報処理安全確保支援士試験の合格者は、論文式筆記試験選択科目(理工Ⅴ(情報))が免除されます。

技術士試験

高度試験又は情報処理安全確保支援士試験の合格者は、第一次試験の専門科目(情報工学部門)が免除されます。

ITコーディネータ試験

高度試験、情報処理安全確保支援士試験又はiパス(ITパスポート試験)750点以上の合格でITC試験の一部が免除される専門スキル特別認定試験を受験できます。 また、資格更新時のポイントとなります。

試験の主催団体

情報処理技術者試験は、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が主催しています。

稼げるか?

なりやすい職業の中では、稼げる職業と言えます。下記は、令和2年の「産業別月間現金給与額」の資料です。情報通信業は432.8千円となっています。全体でみると中盤ほどとなっていますが、これより高い産業を見ると「金融業・保険業」の511.3千円、「電気・ガス・熱供給・水道業」の462.5千円、「学術研究、専門・技術サービス業」の447.0千円、「教育・学習支援業」の442.0千円となっています。

「金融業・保険業」、「学術研究、専門・技術サービス業」、「教育・学習支援業」は、高い学歴や専門性が要求されることが多く、他業種からその職に就くのは難しいです(スキルや経験をリセットしてやり直す気概があれば、チャンスがあるかも知れません)。また、「電気・ガス・熱供給・水道業」は、エネルギー関連であり準公務員的なポジションにあると考えると、これまた狭き門です。これも〇〇電力とか、ではなく、その子会社、取引企業などで近づくことは可能です。

「情報通信業」は、それ以外で就きやすい職業の中では頭一つ抜けています。長く続くコロナ禍によって、「リモートワーク」も一般化して益々、職業環境が良くなっています。特に女性が選ぶ職業としてはトップクラスの給与額です。

統計局「産業別月間現金給与額(令和2年)」

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